ヨモギダさんの家 ヨモギダさんの家

30代ご夫婦と
2人のお子さんの家

1階 18坪
2階 14坪
吹抜け 2坪
合計面積 34坪

#ヨモギダさんの家図鑑の
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↑階段、引き戸、対面カウンター、背面カウンター、床。様々な暮らしの素材が、適材適所のディティールを備えた「木々」で構成されている。そこに、塗り壁のキッチン腰壁やスチール階段のライトグレー色が組み合う

↑2階「収納&こもりルーム」の室内窓から1階ホールを見下ろす。写真右に1階玄関、写真奥に1階リビング

↑道路から、細い私道を奥に入っていく土地。「白い2階建てヴォリュームの三角屋根」と「ブルーグレー色(木)の1階建てヴォリュームの三角屋根」が組み合った外観。ちなみに、このような三角屋根形状を「切妻(きりつま)屋根」と呼ぶ

↑外観。別の方向より。屋根はガルバリウム(シルバー色)。外壁部分もガルバリウム(オフホワイト色)。

↑2階建て部分の外観。軒天井は木板貼り。雨樋・サッシ窓・換気フードの各色を外壁色に合わせていることもあり、軒天井の「木」の印象がコントラストをもって引き立つ

↑1階建てヴォリューム部分に玄関。高さを抑え、謙虚で落ち着いた佇まいとなっている

↑1階建てヴォリューム部分の外壁と軒天井は共に木板貼り(杉材)。玄関ドアはヒバ材。玄関ドア・外壁・軒天井。これらの木材保護塗装のカラーリングをブルーグレー色で統一している。そこにドアハンドルの真鍮が「差し色」のように存在する

↑室内玄関から、室外の軒天井を見上げる

↑玄関ドア。玄関ドアの室内側はインテリアに揃え、白木(木の素地色)。ドアハンドルは真鍮製

↑1階ホール。木製引き戸によって区画できるものの、ホールとLDKは「半つながり」。正面奥にキッチン

↑2階寝室から1階ホールを見下ろす。ところで、そもそも「階段」とは「吹抜け」と同様に「2階の床が無い」という部位であり、一般に、両者は別個の部位として分け隔てて認識される。一方、この家の場合は、「階段」と「吹抜け」が隣り合うことで、両者の間に分け隔てが無く渾然一体。その効用として、面積的にはさほど大きくない吹抜け面積であるにもかかわらず、階段部分もが「あたかも吹き抜け(の一部)」のように感じ得ることができ、「大きな吹き抜け”感”」をつくりあげている。「小さな空間を大きく感じ得る設計術」の一例である

↑1階ホールから、階段や木製引き戸を介してリビングを見る。

↑1階リビングから木製引き戸を介しホールを見る。写真左方向に玄関。階段の向こうに、1階個室とトイレが垣間見える

↑1階個室。勾配天井になっている。写真は引き戸を開け放っている状態。ホールから出入りできる。

↑キッチンから木製引き戸を介しホールを見る。階段の向こうに収納扉、その右に玄関ドア。さらにその右に1階個室。
キッチンの腰壁はセメント系の塗り壁。写真左下のキッチン壁に給湯器リモコンが埋め込まれている。

↑ホールからキッチンを見る。写真右がダイニング。キッチンからダイニングにかけて吊収納が連なる

↑キッチンからダイニングにかけて収納カウンターと吊収納が連なる。ライトグレー色のキッチン腰壁はセメント系塗り壁。

↑リビングからダイニングスペースを見る。床はオーク無垢材+クリア保護塗料。

↑階段を上がる。階段下に余白のような小空間があることもあり、階段の昇降には大らかな浮遊感がある

↑2階寝室から。手すりも階段同様にスチール+オーク無垢木材。見下ろすと1階ホール。写真左奥に「収納&こもりルーム」の室内窓が見える

↑2階寝室から見る。写真右奥の出入り口は「収納&こもりルーム」への出入り口(引き戸あり)。写真左奥の白い正方形は引き戸であり「収納&こもりルーム」の室内窓。

↑1階ホールから2階の「収納&こもりルーム」の室内窓を見上げる(室内窓の引き戸を開いている状態)

↑2階「収納&こもりルーム」の室内窓からホールを見下ろす。写真右上は2階寝室であり、全ての引き戸を開け放っている状態

↑2階廊下から1階を見下ろす。写真右上には2階寝室の引き戸が重なっている

↑2階寝室の引き戸・テスリ・床、これらの関係のディティール

↑2階。写真右が寝室。写真左の子供室予定スペースと中央部分の廊下の間は、将来間仕切り壁を設置できる

↑2階「収納&こもりルーム」。写真右の引き戸はトイレへ

↑2階「収納&こもりルーム」。写真左奥に室内窓があり、ここから1階ホールを見下ろすことができる

↑2階の床。カバザクラ無垢材+クリア保護塗料

↑1階の床。オーク無垢材+クリア保護塗料

↑階段のスチール部分はライトグレーに塗装。階段の踏み板はオーク無垢材。