レストランC レストランC

茨城県央にて、レストランのリニューアル計画を進めています。“ちょっとした記念日”・“ちょっとした贅沢”にふさわしい洋食の店舗空間の設計です。

リニューアル対象の部屋は、現在は畳敷きで襖戸を備える座敷部屋。この座敷部屋を改修し、用途と印象の両方の点から、今後のレストランCの営業スタイルに合致した空間をつくる。それがプロジェクトテーマです。

用途について。32席の椅子を新たに用意する客席は、2人席や4人席、一方では最大12人席の団体客まで対応できるよう、可変的なテーブル配置を実現するプランを検討しています。部屋の中央に間仕切り壁を新設し、個室対応も可能になる柔軟な空間をつくるなど、用途について様々な検討を進めています。

印象について。現存している畳・襖・床間・押入れ等をリセットし、代わりに、木の床・木の天井からなる空間を新たに仕立てます。それら木の素材が、構造体でもある打ち放しコンクリートの壁とシンプルに組み合わさった印象の空間へと刷新します。50年前にあってもおかしくないし、50年後にあってもおかしくない、そんな「タイムレス」な印象を宿したレストランの設計を進めています。

2025年秋 完成予定