080:アヤセさんの家図鑑 アヤセさんの家/37坪

30代ご夫婦と女の子の
暮らしの家

1階 33坪
ロフト 4坪
合計面積 37坪

アヤセさんの家図鑑の
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アヤセさん(仮名)の家は、少し風変わりなプロジェクトである。と言うのも、建主さんであるアヤセさんのご主人は一級建築士。一級建築士のコイブチが一級建築士である建主さんに家づくりの相談を頂いた、そんなプロジェクトである。(ちなみに、アヤセさんのご主人は設計事務所業以外の建築に関係する仕事をされている)
そんなアヤセさん、「自身が暮らす家を是非とも自分で設計したい」という想いで、暮らし図・コイブチのもとへ相談にお越しになった。初めてお会いした際には、1〜2年かけて描いたという仮の構想図面を持参された。驚いた。そこから、家づくりの過程をご一緒させて頂き、暮らし図は設計アドバイザー&施工者の役として、アヤセさんの家づくりをフルサポートさせて頂いた。そんなアヤセさんと共につくりあげた家である。
この家の間取りはアヤセさんが考えたものである。そして、そのより良い実現のために、暮らし図・コイブチはアヤセさんの設計伴走者として、設計ディティール・構造の組み方・素材の選定などなどのアドバイスワーク、および、暮らし図施工チームの職人や各種業者を牽引し施工ディレクションを担当した。

 

↑木製オープンキッチン。動画左方向がパントリー。動画右方向の引き戸は脱衣室を兼ねたランドリールーム(洗濯機と乾燥機を設置)。

↑寝室〜物干しスペース(兼廊下)〜ワークスペース(兼廊下)〜LDK。引き戸を開け放つことで、長く続く空間をピュアに体験できる。

↑LDK。テレビカウンターはそのまま和室の畳の高さとなり、かつ、階段の一部でもある。写真右の壁には、ダイニング〜玄関ホール間の室内窓(無垢の木枠+透明アクリル)。

↑LDK内の階段を上がる。天井は木貼り。壁の一部にエアコンを埋め込みガラリ(格子)を設えている

↑LDK。正面の木製引き戸は玄関ホールへ。写真奥方向(北側)に向かって天井高が高くなっていく勾配天井。高天井部分はロフトやキッチン上部の高窓。LDKから空が見える

↑LDKの一部がロフトになっている。ここから見下ろすとキッチンやダイニング

↑LDK。ダイニングテーブルのちょうど中心にペンダントライトが位置するよう、アヤセさん・電気屋さん・大工さんと共に厳密な寸法検討をおこなった。(写真のペンダントライトは高い位置に写っているが、生活上はもっと下まで吊り下げる)

↑キッチン。キッチン横の引き戸は脱衣室を兼ねたランドリールーム(洗濯機と乾燥機を設置)へ。その引き戸の隣には給湯器や電気のコントローラー類の「くぼみ壁」。

↑玄関土間収納から、パントリーを介して、キッチンを見通す

↑LDKから、手前のワークスペース(窓際にデスクを置ける)〜物干しスペース(兼廊下)〜寝室。この写真は、この間にある2箇所の引き戸を開け放っているので、空間が奥へ奥へと続く。ワークスペース左側に洗面コーナーへの出入り部分と、トイレへの引き戸が並ぶ

↑物干しスペース(兼廊下)から寝室を見る。この写真は、引き戸を開け放っている

↑寝室横のウォークインクローゼット

↑トイレ。ワークスペースからアクセスする

↑ワークスペース。写真の左手前から洗面コーナーへ。その横の木製引き戸はトイレ。奥に寝室。寝室手前を左に曲がると、子供部屋へ。寝室手前の右側に室内干しスペースがある

↑玄関収納土間から玄関を見ている。木製玄関ドア。この玄関収納土間から写真の左手前方向へ戻るとパントリー

↑外観。この片流れ屋根のシルエットが、ほぼそのままLDKの勾配天井形状へと反映されている。外壁はアヤセさんが選定されたカラーのガルバリウム。軒天井は木板貼り。また、玄関ポーチ正面の壁も木板貼りとなっており、その側面に玄関ドアが位置する。そのため、玄関ドアを開いた時も道路から室内が覗かれにくい

↑屋根と相関する勾配天井のシルエット